診療内容のご案内
目の病気(一般眼科)
眼の疾患に対して、診察・治療を行います。
白内障、緑内障、ドライアイ、加齢黄斑変性、結膜炎、アレルギー性結膜炎、霰粒腫、麦粒腫、さかさまつげ、網膜剥離、糖尿病網膜症 など
目の病気の詳しい解説は、日本眼科学会「目の病気」http://www.nichigan.or.jp/public/disease.jsp が信頼できる内容で参考になると思います。
目の症状
例えば、下記のような症状はございませんか?
- 目が急に真っ赤になった、いつも充血している
- 目が痛い、かゆい、ごろごろする
- 目やにが出る、涙が出てあふれてくる
- 目がかわく、朝起きたとき目が開けづらい
- まぶたがはれる、おもい、開かない、閉じない
- 視力が落ちた、目が疲れる
- かすんで見える、ゆがんで見える、二重に見える
- 目の前に黒いものが見える
- いつもまぶしい
上記の症状以外でも目に関するお悩みでしたら、些細なことでも結構ですので、お気楽にご相談ください。緊急性の高い病状や手術が必要となった場合には、連携する医療機関や総合病院を速やかにご紹介しております。
目の検査
屈折検査
屈折検査はオートレフケラトメーターで測定します。屈折検査によって、近視・遠視・乱視などの有無がわかります。
視力検査
正しい視力検査には5メートルの距離が必要です。視力検査には2種類の検査があります。
- 裸眼視力(メガネを掛けない、レンズを使わない視力)
- 矯正視力(レンズを入れて補正して測る視力)
裸眼視力の善し悪しを気にされる方が多いのですが、眼科ではむしろ矯正視力を重視します。もちろん裸眼でよく見えるかどうかも大切なのですが、レンズを使用して矯正しても十分に視力が出ない場合には、目の奥に何か病気が隠れている可能性があります。その場合にはメガネやコンタクトレンズを作っても見えるようにはなりません。定期的に視力を測定することで、自分では気づかない病気が発見されることもあります。
眼圧検査
眼球の中の圧力「目のかたさ」を調べます。自動車や自転車のタイヤも空気圧を測定します。空気圧がたりないとタイヤがへこんでしまいます。眼球は空気ではなく「房水」という液体があって この房水が眼球のかたさを保っています。タイヤと同じで眼圧は高すぎても低すぎてもよくありません。特に眼圧が高くなると、視神経を圧迫してダメージを与えてしまします。緑内障です。日本人の失明原因第1位の病気。しかも40歳以上の日本人には、20人に1人の割合で緑内障の患者さんがいる、と言われている要注意の病気です。
眼底検査
眼底とは眼球の内部、後ろ側の網膜のこと。瞳孔(いわゆる「黒目」)を通して外部から その様子を観察したり写真撮影することができます。 この網膜に異常があると見え方に異常が生じます。
眼底検査には2つの方法があります。一つは照明と観察レンズを用いて医師が診察する方法。 もう一つは眼底カメラという器械を用いて、眼底写真をとる方法です。
さらに眼底カメラの検査では、目薬で瞳孔を開かずに行う「無散瞳」の検査と、 目薬で瞳孔を開いて行う「散瞳」検査とがあります。 人間ドックや検診では「散瞳」せずに眼底写真を撮り、 検査を済ませることがほとんどだと思います。 この「無散瞳」の眼底検査と「散瞳」した眼底検査との大きな違いは 網膜の観察範囲の違いです。 散瞳すれば黄斑部から周辺部まで眼底全体を精密に観察することができます。 そのため眼科での眼底検査は原則として「散瞳」した上での眼底検査ということになります。
最近では、OCT(光干渉断層計)という三次元画像解析装置を用いて網膜の詳しい様子(黄斑部や網膜の神経線維の厚み)が簡単に解析できるようになり、緑内障をより適確に診断できるようになっています。
視野検査
視野とは、まっすぐ前方を見ている時に、上下左右どの位の範囲を見えているかを調べる検査です。もちろん、目を動かせば上下左右広く見えてしまうのですが、まっすぐ前方を見て目を動かさないで、どの程度周りが見えるか、の検査です。右目にも視野があり、左目にも視野があるので、通常は両眼で物を見ているために、片方の目の視野が欠けていても気づきません。 そこが危険なところです。
視野検査には2種類あります。
ハンフリー検査結果
(上)正常な例
(下)緑内障の例。右上の黒い部分が見えていない。
ドライアイの検査
涙の分泌量が減ったり、量は十分でも涙の質が低下することによって、目の表面を潤す力が低下した状態をドライアイと呼びます。
その他
斜視の検査・はやり目の検査など
メガネとコンタクトレンズ
メガネをつくるとき → 処方箋をお出しします
まず、視力検査です。次に診察を受けて頂きます。そしてメガネ合わせ。試しのレンズでお試しを数分。よろしければ、そのデータで、「処方箋」をお出しします。その処方箋を眼鏡屋さんに持って行き、お好みのメガネフレームなどを選んで、メガネを作って頂きます。
コンタクトレンズをつくるとき(コンタクトレンズの処方箋は発行しておりません)
やはり視力検査をまず行います。次に診察。その後「トライアル(試用)レンズ(無料)」をお渡しします。実際に自宅で使ってみます。問題がなければ1週間後に再度診察のうえ購入して頂きます。ただし、全く初めてコンタクトレンズを作る方は、装用練習が必要になりますので予約の上、改めて装用練習をしていただきます。
その他、総合病院との連携および術後の治療。また、目に関することならお気軽にご相談下さい。